2009年05月25日(月)
私流「教材の作り方」


私の中で「教材」は、最も重要な位置づけにあります。

なぜなら「私の体は1つしかないから」。
1度に見れる生徒の数には限界があります。そのため、教材に頼らざるを得ません。だからこそ「1〜10まで完璧に内容を把握している」自作教材にこだわります。言うなれば、私の分身。(((((^_^)))))/分身の術♪

・・・というわけで、妥協はしません!要領悪いです!!とにかく、納得できるまで、トコトン突き詰めます^_^;例え、80パーセント完成していても「本当にこんなんでええん?」「こんなんちゃうやん!」って微塵でも感じたら、途中までこしらえたファイルを鼻水たれながら(?)削除します・・・T_T;

どうでもいいことは、どうでもいいんですが、譲れないところは絶対に譲れない(笑)ほんと、バカ者です。ハイ(>_<)



そんな「あつぅぅぅ〜〜い」想いが「いっぱぁぁぁぁ〜い」詰まった教材の、私流の作り方(ちょっと、変!?な作り方です)。

私が教材を作る時、中身云々より、まずは「ストーリー作り(イメージング)」から取り掛かります。信じられないかもしれませんが、私はコレに数ヶ月をかけるコトもあります。1つの教材を産み出すのに、一冊の小説を描くような感覚。。。。よって、私の作品達(教材達)には、必ず「はじまり」があって「おわり」があります(尻切れトンボではない)。

どんなことをイメージングするか??簡単に書くと、こんな感じ。

---イメージングスタート
子供達が楽しそうに何かに取り組んでいて、「何してるん?」と問いかけると、子供達が「●●●!」と。さらに「これを頑張ると●●●になるねん!」と、笑顔で答えてくれる。
---イメージングエンド

この展開に近づけるべく「あの手、この手」で知恵を振り絞りまくる。ココが手腕の問われるところ(−_−;


教材作りで一番大切にしているのは「きちんと私色(ビジョン)が出せているか」ということ。市販教材の類似品を作るんだったら、市販品を購入した方が、ハッキリ言って手っ取り早い(笑)誰も作っていない教材を作り出すことに、オリジナルの意義があると思います。

で、理想は「楽しいクセして、力がつく教材」。
1つの教材で全員が上手くなるものなんて、あり得ない!と私は思っています(十人十色ですからね)。私に出来ることは、ひとつでも多くの「上達へのパスポート(教材達)」をこしらえて「夢中になれるモノ」に出会うキッカケを作ってあげること。だから、前進あるのみ!私が頑張れば、1人の新しい可能性が開花するかもしれないんです。やるしかないでしょう!多かれ少なかれ、この想いは子供達に伝わっているハズ(^_^)9



「教育に失敗は絶対に許されない」という言葉がありますが、私には「許されない=保守的になれ」という閉鎖的なイメージでとらえてしまいます(偏屈?)。保守的になってしまうと、「私も、教室も、子供達も」現状のまま、殻を破れないような気がしてなりません。

私は「教育に失敗は絶対に許されない」より「失敗は成功のもと」が前向きで好きな言葉です。完璧な人間ではないんで、いっぱい失敗し、その失敗を肥やしにして、子供達と一緒に、理想の教室創りをしていけたら・・・と思っています。

みんなぁ〜!がんばろうゼィィィ!!!

続編はこちら


200905

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