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教え子からの嬉しい贈り物^^

2009年09月04日(金)09時01分31秒

先日、教え子が「授業の邪魔はしてはいけないから」と、午前中に遊びに来てくれた。「そんな気遣いが出来るようになったのね」と成長した姿に目尻を下げる私。

個人的には授業時間外に来てくれるとゆっくり話が出来るので有難いけど、あの頃とは違う現在進行形の授業スタイルも見てもらいたかった、という気持ちもあったりでとっても複雑(笑)。


さてさて、そんな教え子が、とっても嬉しい贈り物を土産に遊びに来てくれました。贈り物といっても「モノ」ではなく「ココロ」ですが。


彼はただいま大学生。某教育大学に通っているらしい。
で、そんな彼から衝撃的な発言が!!


「先生のような先生になりたくて、学校の先生を目指してがんばっています」


いやぁ〜、カワイイこと言ってくれるぢゃありませんか!!すんごく舞い上がってしまいました(笑)。彼曰く、子供の頃いろんな習い事をしてきたけど、そろばんに行く時だけは楽しかったそう。「先生に褒められたくて、がんばってたんやで」とまで告白してくれました^_^;


こういう話を聞くと、大切な時期を共に過ごし、多少なりとも影響を与えているんだな、と身が引き締まる思いです。

基本的に私は「褒めて育てる」指導スタイルですが、ココロから褒められるのって嬉しいみたいですね。そりゃ、社会人だって「よくやった!」と言われるのと「なにやってんねん!」と言われるのとでは、気持ちの持ち方に差が生じますよね。個人差はあるものの、人は心で動く生き物ですから。


でも、、、優しすぎるのもダメやと思うし、厳しすぎるのもダメやと思うし。。。

要は、出し入れ。このあたりが「教師向きの人間」と「そうでない人間」との別れ道。これは誰に教えてもらうでなく持って生まれたものなのかも、なんて思ったりもします。


まぁ、とにもかくにも勉強です。
努力で補える部分は、努力で。人間的な成長は忍耐で(笑)