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一握のコダわり。

2010年07月05日(月)19時43分38秒

タイトルほど大した内容ではないんですけど(ぉぃ)。私、初級に関しては特になんですが、採点をするとき、出来るだけ解答なるものを見ないようにしています。ってことは、つまるところ「珠算式暗算」で答え合わせをするワケです。


ココまでは、他の先生もされていることだとは思うんですけど、ココからがちょっとしたコダわりが。私、どんなに簡単な問題でも「トン、トン、トン、トン!」とオーバーリアクションで激しく机に指を叩きつけます。ホントいうと、簡単すぎる問題は指を動かすことで、逆にヤヤこしくなっちゃうんですけどね(笑)。


じゃ、子どもが(特に幼児、1年生あたり)が「ナニしてんの??」と、かなりの高確率で聞いてきます。そこで”待ってました!”かのように「あんざんで計算してんねん」と。で、「あんざんができるようになったら、そろばんがなくても答えを分かるんだよぉ。カッコええやろ」さらに「毎日やってると必ずできるようになるよっ!」とも言います。

些細なやりとりですが、私はこの瞬間こそが暗算導入の一番のポイントになると思っています。子どもが興味をもった時こそ「ぼく(わたし)も暗算ができるようになりたい」って強く思っているハズだから。


オーバーリアクションで激しく机に指を叩きつけるという行為は、速算面から見てあまりよろしくないかもしれませんが、キッカケを作るには最高のパフォーマンスと考えます。別に、全国レベルの子ども達を育成することを目標に指導をしているワケではなく、習ったみんなが「楽しみながら、自然と」珠算式暗算を身につけられるような教室作りを理想に頑張ってるんで、誰にナント言われようとも、私自身が楽しみながら「トン、トン、トン、トン!」を机に指を叩きつけているハズ。明日もきっと。そして、これからもずっと(笑)