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2010年11月16日(火)11時57分01秒
新しい試みとして「割る数のどのケタから割っても割り切れる問題」の研究に没頭しています。×算、見取算はそれが実現できているのですが、÷算は超厄介(><)。かなり前から色々考えていたんですけど、近頃になって光が見えてきました(というか、本気で取り組んでみた)。 例えば、1,862,526,528÷81,216という問題があります。この問題は「÷81,216」でも、「÷1,216」でも、「÷216」でも、「÷16」でも、「÷6」でも割り切れる問題です。このように1題で複数の級の子供が対応できる問題を一瞬で抽出できるプログラムを開発中です。カギは1つではないと思うんで、今回は私だけでなく、森岡くん、増田くん、大和総合学園の島岡先生(http://www.yamatosogo.net/)のお知恵も拝借しつつ、試行錯誤しながらスマートな抽出方法、画期的な生成方法を模索しています。 現在の精度では1万個の問題に対し、「1個〜5個程度」の範囲で拾い出せる程度。つまりウン千分の一レベルのいわば「奇跡の数字群」なのです。でも拾い上げた問題の傾向を調べていくと一部の法則があること気づきました。その法則にのっとって拾い上げると一気に確率は高くなります。その確率は約100分の1!1万個の問題の問題に対して100個近く拾い出せるのです(問題は偏りますが^_^;)。 まだまだ検証の段階で「完全なる法則」は見つけられていませんが、決して不可能なことではないことが分かりました。今年最後の"ビックワーク"はコレの法則化に焦点を絞りハッスルします(^^)v (追伸)「こんなの簡単やん」って方がいらっしゃいましたら、ゼヒゼヒ、ヒントをくださいm(_ _)m ![]() 【関連記事】プログラマーがまた一人増えた(^^) http://www.childschool.jp/news/index.cgi?T=gray&TARGET=546 |