ヒラヒラ揺れる想いを 舞い散る花弁に重ね ゆく先を追いかけてみても 水面に落ち流れ去ってく 一片ずつの動きは まるで人生模様のようで 同じ歩みはひとつもなく 彷徨い漂う 未来映像 誰も観れない ただ一期一会に現在を生きているだけ 1年先の僕の自分主義的なビジョン そんな虚像 見つめている サクラ 花吹雪纏い 風の流れを魅せる 刹那のような美しさで 二度と戻ることのない この瞬間の意味を 何も語らずに 唯、伝えている 明日のことさえ観えない だから人は夢を描く 確たる根拠はなくていい それが生きる証 未来透視 誰もできない でも強い心光を照らしてくれる 10年先の僕が僕を突き動かしている そんな戯言 抱きしめてる サクラ 花化粧乗せる 淡い欠片の行方 知ってるのならば尋ねたい サクラ 花弁を外す 囁きの音色には どんな想い詰まっているの 二度と戻ることのない この瞬間の意味を 何も語らずに 唯、伝えている |
先の人生は見えないもの。それをサクラのハナビラの予測不能な動きに例えて表現してみました。 |