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ハナビラ
詩/曲:KATU

ヒラヒラ揺れる想いを 舞い散る花弁に重ね
ゆく先を追いかけてみても 水面に落ち流れ去ってく

一片ずつの動きは まるで人生模様のようで
同じ歩みはひとつもなく 彷徨い漂う

未来映像 誰も観れない
ただ一期一会に現在を生きているだけ
1年先の僕の自分主義的なビジョン
そんな虚像 見つめている

サクラ 花吹雪纏い 風の流れを魅せる 
刹那のような美しさで
二度と戻ることのない この瞬間の意味を
何も語らずに 唯、伝えている

明日のことさえ観えない だから人は夢を描く
確たる根拠はなくていい それが生きる証

未来透視 誰もできない
でも強い心光を照らしてくれる
10年先の僕が僕を突き動かしている
そんな戯言 抱きしめてる

サクラ 花化粧乗せる 淡い欠片の行方 
知ってるのならば尋ねたい
サクラ 花弁を外す 囁きの音色には
どんな想い詰まっているの
二度と戻ることのない この瞬間の意味を
何も語らずに 唯、伝えている
先の人生は見えないもの。それをサクラのハナビラの予測不能な動きに例えて表現してみました。


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