楽曲一覧へ戻る

レトロな朝、夏の匂い('13Works)
詩/曲:KATU

レトロな朝焼けと夏の匂いを感じて
いつかのモノクロ写真は鮮やかに色を染めてゆく

歴史で剥がされたピース達は
どんなに光を浴びても帰ることはない

悲しすぎるエピローグをリプレイしてても
その先は変わるはずないのに
「過去は過去/現在は現在」と割り切れずに
ただ、叶わない明日を求め続ける

あなたの呼ぶ声 何度も確かめていたいけど
過去を遡ることでしか叶わない
逢いたい想いが 溢れて滴り落ちる涙
悲しいぐらい眩い光を放つ

蒼い木漏れ日に集う寂しげな心
壊れた羅針盤の針 未来を指さない

胸の奥のモノローグをリフレインしても
愛しいあなたはもう居ないけど
「過去は現在/現在は現在」と言い聞かせて
まだ、叶わない明日を映し出してる

見知らぬ誰かと あの頃の輝く恋重ね
風に揺れる長い髪を見つめてた...

逢いたい 逢えない 愛したい だけどもう愛せない
息もできないくらいの苦しさが積もる
あなたの呼ぶ声 何度も確かめていたいけど
過去を遡ることでしか叶わない
1995年製作の「LAST LOVE SONG」の続編です。頭の中では分かっているのに、それを受け入れることが出来ず、過去に縛られたまま生きている男の女々しさを綴っています。 2013年、新アレンジで録り直しました。


楽曲一覧へ戻る